1. トップページ
  2. フロアマップ
  3. 鳥居内科
  4. 鳥居内科ブログ
  5. 保険証のお話(1)

保険証のお話(1)

2010/12/16 【スタッフ】

こんにちはshine鳥居内科事務の浦山です。はじめてのブログからだいぶ日が経ちましたが、まだまだ緊張していますcoldsweats01見て下さる皆様に役立つ情報もお伝えできればと思い、なかなか分かりにくいhospital医療事務(医療費関連)のことなども含めたお話をしていきたいと思っています。

 

まず最初は、医療事務の一番の基本の≪保険証≫についてです。

保険を大きく分けると、「社会保険」「国民健康保険」「後期高齢者医療」になります。一般的に会社勤めされている方は社会保険、自営業の方は国民健康保険というふうに覚えている方も多いかもしれませんが、その他にも色々あるんです。社会保険の中には、大企業などの独自の組合保険、国家・地方公務員の方が加入される共済保険、京都市内ではほとんど見かけませんが船員保険や自衛隊の保険、また日雇い保険などもあります。国民健康保険は、お住まいの市町村国保が一般的で、自営業の方や、退職されて社会保険を脱退された方などが加入されます。もうひとつが特別国保と言って、職業ごとに組合を作っています。例えば、理容師さんが加入される国保、建築や左官国保、料理飲食業関係の国保、京都では舞妓さんが加入される花街国保なんてものもあるんですよ。後期高齢者医療はここ数年、名前が適切でないとか仕組みに問題があると言ってニュースでも話題になってますが、75歳以上の方の保険になり、大企業の会長さんでも国会議員さんでも後期高齢者医療になるんです。

病院に行くと「月1回保険証の提示をお願いします」って言われますよね。「なんで一度見せて登録しているはずなのにまた持って行かないとダメなのdash」「変わってないのに毎月提示する必要あるのannoy」って思ったことありませんかsign02それはこれだけ色々な保険があると有効期限が記入されている保険証があったり、1年ごとに記号番号が変わる保険証があったりして確認がとても大事なんです。また間違った保険登録で保険請求(患者負担以外の分を加入している保険者に毎月病院が請求することです)すると、差し戻されてしまいます。そうなると、患者様に連絡して保険証の情報を確認させてもらわなければならず、ご迷惑をおかけしてしまいますsweat01差し戻しには半年~1年後になってからされるので受診したことも忘れてる時に突然病院から電話がかかってきたらビックリしますよね。それにこのご時世、電話で保険証について聞かれるのも「危ない(怪しい)gawk」って思っちゃいますよね。

そういったことがないように、毎月提示をお願いしているんです。

ご面倒かもしれませんが、皆さん、ご協力お願いしますsign03


鳥居内科

院長 鳥居 幸生(とりい こうせい)

院長 鳥居 幸生(とりい こうせい)

クリニックの紹介はこちら

カテゴリー

月別アーカイブ