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妊娠と糖尿病

2010/11/05 【クリニックの紹介】

 
鳥居内科  鳥居幸生です。
当院は産婦人科の足立病院と連携したクリニックです。
そのため「妊産婦さんと生まれてくる赤ちゃんを守る」責任もあります。
私の専門は糖尿病と循環器です。
 そこで今回は「妊娠と糖尿病」がテーマです。
 
糖尿病は発病から10年以上経っても症状が出ません。
つまり検査を受けない限り自分が糖尿病であることはわからないのです。
実は妊娠可能な女性の内0.7%に糖尿病またはその疑いがあることがわかっています。 
糖尿病の治療を行っていない合併症をもった患者さんの妊娠はとても危険です。 
網膜症があると、急速に出血が増え、失明することすらあります。
腎症があると、お母さんは子癇といって昏睡に陥ることすらあります。
赤ちゃんは巨大児や発育不全、また先天異常のある赤ちゃんが生まれることもあります。
先天異常の確率は10~20%にも及びます。 
糖尿病のチェックをうけ、もし糖尿病またはその疑いと診断されたら、きちんと治療を受け、合併症のない人生をおくれるよう、また良い出産となるよう努力しましょう。
鳥居内科は最大限のバックアップをさせて頂きますclover

鳥居内科

院長 鳥居 幸生(とりい こうせい)

院長 鳥居 幸生(とりい こうせい)

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