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花粉症シーズン目前です

2011/01/11 【耳鼻科の話】

京都市中京区 なかい耳鼻咽喉科院長、中井 茂です。

あ!!っと言う間に成人の日も終わり・・・。

いよいよ花粉症シーズン目前となりました。

今年は例年の約10倍ものスギ花粉の飛散が予想されおり、既に多くの方から対策に関してのご相談を受けています。

京都でのスギ花粉の大量飛散開始は例年2月中旬ですので、予防治療は2月初めにはスタートするのが望ましいでしょう。

予防治療には眠気の少ない薬を利用しますが、花粉の飛散量の増加にしたがって各患者さんの症状に応じた薬への変更と、内服薬とは作用の異なる鼻スプレー薬などを追加していきます。

アレルギー薬.JPG

車の運転をする方や受験生の方には眠気がなくて効果も高い、鼻スプレーを予防治療の段階から積極的に用いることも良い方法だと思います。

アメリカなどでは、花粉症治療と言えばこれらの鼻スプレーが中心・・と言えるほど広く使われているお薬です。

 

花粉症の方の鼻の中は粘膜が蒼白に腫脹して詰まっていますが、薬の効果が現れるのに伴って粘膜のむくみが引いていき、鼻水の量も減少していきます。

僕たち耳鼻咽喉科医は専門家として鼻の中の様子を診察し、その状態を観察して数多くの花粉症の薬から最適なものを選択しているのです。

当クリニックでは最新の医療機器を使って観察した鼻粘膜の画像を患者さんごとにファイリングし、モニターに大きく映して、前回の診察時からの変化やその時の患部の状態をその場で目の当たりに見て頂きながら、分かりやすくご説明しています。

さて、この様に投薬が中心となる花粉症治療ですが、毎年投薬だけでは十分な鼻症状の改善が得られない方や授乳中でお薬の使用がためらわれる方も大勢おられることでしょう。

一つの解決策としては以前にもこのブログでご紹介した鼻レーザー治療があります。

治療後に鼻粘膜が落ち着くのには2週間程必要ですから、1月中ごろまでが治療の期間となります。

まだなんとか間に合いますが花粉シーズン到来は間もなく・・・

どうぞお気軽にご相談ください。 


なかい耳鼻咽喉科 耳鼻咽喉科・小児耳鼻咽喉科・アレルギー科

院長 中井 茂(なかい しげる)

院長 中井 茂(なかい しげる)

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