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バベルの塔① ロプロス篇

2016/10/31 【ポンポコブログ☆男性不妊症☆】

コーンピューターに守られた♪バベルの塔に住んでいる♪超―能―力少―年、バベルー2世-♪
中年のみんな!覚えているかな?
今回は、「私たちはすでにバベルの塔に住んでいるのかもしれませんよ?」というお話です(都会のタワーマンションのことじゃないよ!これから固定資産税、高くなるらしいね!)
 
高度乏精子症や無精子症といった、重症の男性不妊症の患者さんによく聞かれる質問があります。
「精子が少ない原因は、遺伝ですか?」
お父さんが重症の男性不妊症であり、それが息子である患者さんに遺伝したのだろうか?というご質問です。
 
現在、答は明確に「NO」と言えます。なぜなら、お父さんが重度の男性不妊症であったとしても、その時代には有効な治療方法は存在しなかったので、子供が生まれることはなかったからです。
 
つまり、息子さんが生まれてきたということは、お父さんは重度の男性不妊症ではない、ということができます。さらに拡大して言えば、お父さんが正常であった場合でも、息子が重症の男性不妊症になることが一定の確率でありうる、ということになります。
 
では、男性不妊症の患者さんから生まれた息子さんは男性不妊症になるのでしょうか
これまでは考える必要のなかった問題ですが、昨今の生殖医療技術の進歩により、重症の男性不妊症の患者さんでも挙児が得られるようになって20年以上が経過した現在、にわかに注目されるようになってきました。
 
その疑問にヒントを与える論文が先日、発表されました。
(バベルの塔② ポセイドン篇に続く)

いちおか泌尿器科クリニック

院長 市岡健太郎(いちおか けんたろう)

院長   市岡健太郎
  (いちおか けんたろう)

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